生理痛・PMSと骨盤まわりの筋肉の関係
生理痛・PMSと骨盤まわりの筋肉の関係
結論:2024年のネットワークメタアナリシスでは、様々な運動が原発性月経困難症(器質的な病気のない生理痛)の痛みを軽減する効果が示されています。運動による骨盤内の血流促進やエンドルフィン分泌が関与すると考えられており、呼吸と連動させて骨盤まわりを優しく動かすピラティスは、生理中でも取り入れやすい選択肢です。
毎月の生理痛やPMS(月経前症候群)に悩まされている方の中には、「運動どころではない」と感じる方も多いはずです。しかし研究では、適切な運動が症状の緩和につながる可能性が示されています。
運動と月経痛に関する研究
研究1:運動介入のネットワークメタアナリシス(2024年)
2024年に発表されたネットワークメタアナリシス(複数の運動介入を比較した系統的レビュー)では、様々な運動方法が原発性月経困難症(器質的な病気のない生理痛)の痛みの強さを軽減する効果が示されました。運動によって骨盤内の血流が促進されることや、エンドルフィンなどの鎮痛に関わる物質の分泌が関与すると考えられています。
研究2:運動と月経随伴症状のランダム化比較試験(2025年)
2025年に発表されたランダム化比較試験でも、運動が月経随伴症状の軽減に寄与する可能性が報告されています。
骨盤まわりの筋肉へのアプローチ

骨盤底筋や股関節まわりの筋肉の緊張・血流の滞りは、月経随伴症状の感じ方に影響すると考えられています。呼吸と連動させながら骨盤まわりを優しく動かすピラティスは、激しい有酸素運動が難しい生理中でも取り入れやすい選択肢です。
体調に合わせた運動強度の目安
| 体調 | おすすめの取り組み方 |
|---|---|
| 生理痛が軽い・普段通り動ける | 通常通りのレッスン参加も可能な場合が多い |
| だるさ・痛みがある | 骨盤まわりのやさしいストレッチ、呼吸法中心のケア |
| 強い痛みがある | 無理をせず休養を優先。長引く場合は婦人科に相談 |
婦人科受診の目安
市販の鎮痛薬が効きにくいほどの強い痛みがある、経血量が急に増えた、生理以外の時期にも強い痛みがあるといった場合は、子宮内膜症や子宮筋腫など他の要因が関わっている可能性があります。運動や生活習慣の工夫はあくまでセルフケアの範囲であり、症状が重い場合は自己判断で我慢せず、早めに婦人科を受診することをおすすめします。
ÉLANでの実践アプローチ

ÉLANでは体調やライフステージに合わせた強度調整を行っています。生理中の体調も遠慮なくお伝えいただき、その日にできる範囲でのケアをご提案しています。
よくある質問
Q. 生理中に運動しても大丈夫ですか?
A. 体調に合わせて強度を調整すれば問題ないとされる場合が多いですが、症状が重い場合は無理をせず、婦人科など専門家にご相談ください。
Q. PMSのイライラにも運動は効果がありますか?
A. 運動が気分の変化に良い影響を与える可能性は多くの研究分野で報告されていますが、症状の程度には個人差があります。
Q. 生理痛がひどい場合、婦人科系の病気の可能性はありますか?
A. 強い痛みが続く場合は子宮内膜症など他の要因が関わっている可能性もあるため、自己判断せず婦人科の受診をおすすめします。
まとめ
生理痛・PMSは「我慢するもの」ではなく、運動によるアプローチも選択肢のひとつです。ご自身の体調と相談しながら、無理のない範囲で取り入れてみてください。
ÉLANでは体調やライフステージに合わせた強度調整を行っています。
体験レッスンのご予約はこちら → https://ellan.jp/(予約ページURLに差し替え)